物損事故の損害賠償!

物損事故(人身事故も)の損害賠償の基準!修理?全損?時価(市場価格)の決められ方に納得できない場合!

運悪く交通事故にあってしまい、車が壊れてしまった・・・!

人身事故などで100:0の事故の場合であったとしても、示談交渉で事故相手と揉めることが多いのが、車両に関する損害賠償ではないでしょうか。


実際、交通事故を専門としている弁護士さんへの相談でも、「相手の保険会社に、修理代は認められず、愛車の時価(とっても低い価格)しか払えないと言われた」などの問い合わせが多いそうです。




●物損事故の損害賠償として請求出来るものには・・・
(1)修理費
(2)買い替え諸費用
(3)評価損/格落ち
(4)代車費用
(5)休車損害


などがあります。


(2)買い替え諸費用と(3)評価損/格落ちについてはこちらの物損事故の損害賠償!買い替え諸費用や評価損・格落ちとは!保険会社が認めないことが多いって本当?で、(4)代車費用と(5)休車損害については物損事故の損害賠償。代車費用を保険会社が認めない理由!休車損害とは?新車なら慰謝料はもらえる?で解説しています。

このページでは、(1)修理費について私の保険会社との体験談を含めてお話していきます。


物損事故の損害賠償(1)修理費


損害を受けた車が修理可能な場合は、過剰な修理などではない限り、修理に必要な金額を請求しますが、請求したからと言って必ずしも実費の修理代全額を払ってもらえるわけではありません。

これは100:0で自分に過失がない事故の場合でも同じです。


どういうことかというと、例えば事故をしてアナタの車の修理代が、その車の「時価額」を上回った場合は、修理代は認められずに時価額がその車の損害賠償とされてしまうことです。


簡単にお話すると、例えば車の修理代が100万円かかるとします。
しかしその車の時価が20万円だった場合、100万円ではなく時価の20万円がアナタの車に対する損害となるということ。

修理に100万円って見積もりが出てるのに、なんでそれが認められないの?!悪いことなんてしてないのに!と激怒したくなりますよね。わかります。

実は私も、これまで自分の車の修理代と時価との差によって、保険会社とは散々もめてきましたから(;´∀`)



このように、車の損害状況が修理出来る状態であったとしても、その修理代が時価額等を上回った場合には「経済的全損」と呼ばれ、時価額等の賠償で十分だとされるためです。

本来、"全損"という意味は修理が出来ないほど破損した損害状況のことを連想させますが、全損とされるものには2つあり、1つは先ほどお話した「経済的全損」と呼ばれるもので、2つめはこの修理が出来ないほど破損した状態の「物理的全損」です。




そもそも「時価」、「市場価格」とは?その金額はなにで決まるか?


この時価とは、その時(事故時)にそのモノが市場で取引される価格のことを言います。

わかりやすく説明すると、例えば新品のものを購入しても、年数が経てば経つほどその物としての価値は当然下がりますし、どんなモノでも、購入して数年後に売るときになってから、「3年前に新品で200万円で買ったんだから、200万円で買い取ってよ!」と言っても、車じゃなくとも無理なのはわかりますよね。

つまりそれが時価であり、その車が販売されてからの年数が経っているほど、当然ながらその車の価値は下がっていくのが一般的ですね。


この「時価」の決められ方ですが、これは一般的にはオートガイド社が発行している「自動車価格月報(通称レッドブック、赤本)」に記載されている価格によって決められます。



とはいえ、よほど軽い事故ではなく人身事故にまでなってるような重大な事故の場合などは特に、修理代が数十万以上、100万円近く及ぶことなんてよくありますし、かといって逆に最近購入したばかりで時価がまだ高額な車でもないかぎり、その辺の道を走ってるほとんどの車が時価は割りと低めだと思うんです!

まだまだ新しく発売されたばかりの新車などでもない限り、数年乗ってれば時価なんてみるみるうちにどんどん下がっていくばかりですし、そりゃ修理代よりも時価が低いことなんて、珍しいことではないでしょう・・・。


私もそうだった・・・保険会社が提示する愛車の時価の低さには泣かされた。


これは私も何度も経験があるんですが、体験談としてお話しますと、例えば私の車は高級車ではないため、純粋にその車の純正の状態の時価だけを見ると30万円程度なんですが、エンジンや外装品のチューニングパーツはかなり高額なものが多々装備されていまして・・・。

単純に車種や年式、型だけを見ると時価は30万円程度ではあるものの、事故当時実際に車に装着されていた装備品をしっかりと配慮し、同程度のスペックの車を中古車市場で見ると、軽く120万円オーバー。(;´∀`)


こうして、車両の価値が30万円だと提示する相手の保険会社と、車の需要や市場価値を考慮した120万円だと主張する私とで、車両の価値の見方が2通り生まれてしまうわけです。

もちろん、保険会社は損害賠償は少ないに越したことはないわけですから、安く済ませたいがためにあたかも正当そうな言い分をしてくるわけですが・・・。



このように、その車の時価の見方については保険会社の提示に納得がいかないケースは結構多いみたいですが、保険会社に車両の市場価格を認めさせるのって、もうほんとに大変です・・・。(正直なところ、成功しないケースも多いです。)


この場合、ただ単に「どうしてなんですか!」「大切にしていたのに!」と保険会社に言っていても、正直何の進展もありません。

大切にしていた愛車の価値の低さに泣き寝入りして諦めるか、納得いく時価を保険会社に認めさせるしかありません。


しかし、単純に認めさせるといっても、それがかなり難しいハードルとなっているのが現状なのです。


そこで、交通事故を専門としている弁護士のかたへ相談をする人がとても多いそうで、ほとんどの人が任意保険につけている「弁護士費用特約」によって、弁護士費用の負担もしないで済むんだとか・・・。

私も、もっと早くそれを知っていれば、何か変わっていたかもしれないと今では後悔するばかりです。(´・ω・`)


これは私の意見ですが、これまで散々いろいろな事故に遭ってきた私が言いますが、今日まで1度も保険会社に「ありがとう!」と思ったことなんて、ありません。


結局、頼れるのは保険会社ではない。自分の味方は自分で作るもの!


みなさん、勘違いしないでください。


事故のプロである保険会社なのだから公平に事故を取り扱ってくれるとか、自分が加入している保険会社だから自分に得が多いように示談交渉してくれるとか、全ての保険会社がそういうわけではないと思います。(すみません、私個人の見解です。)

もちろん中には、親身になって交渉してくれるところもあるとは思いますが、本来もらえる分の賠償金でさえ、自分自身で交渉していかない限り、軽々と賠償金額が上がるわけないのです。


いやもう、私はまさに四面楚歌でしたよ。(;´Д`)



体が痛くて病院通ってても「まだ痛いの?」というお医者さんの目(に見えた)、車両の時価は底値を提示し挙句痛み分けにしませんか?という相手の保険会社、「わたくしも交渉はしてるんですけどねー、何ともねー。(電話口で失笑気味で言われる)」と一向に進展を報告してくれない自分の保険会社、まだ示談終わってないの?と呆れ顔の友人。(私のケースです)


誰が私の味方なんですか?と問いたいシーンはたくさんありました。

みんなそれぞれの立場の利益を考えたら仕方のないことだったのかもしれませんが、私のような思いをする人が少しでも減れば、と思います。

結局のところ、自分の味方として動いてくれるのって、自分が依頼した交通事故専門の弁護士さんだけだと思いますよ。

「私の後悔した体験談も」交通事故の示談交渉・慰謝料増額を弁護士に依頼するメリット!デメリットはある?


その他の物損事故の損害賠償については、次のページへどうぞ。





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