交通事故の治療終了?!症状固定/後遺症

交通事故で後遺症が残った!症状固定や後遺症、後遺障害の違いは?後遺障害の認定はするべき?等級認定のメリットとは?

運悪く交通事故に遭ってしまい、身体が痛くて愛車も壊れ...。
精神的にもダメージが大きく、なんで私だけこんな目に...と全てを投げ出したくなってしまう気持ちになりますね。



しかし投げやりになってしまうと、私のように少ない慰謝料で示談してしまったり、もらえるはずの賠償金がもらえなかったりと、最終的に事故の被害者が損をしてしまうことになりかねません。

私たち被害者が損をしないために、このページでお話していく「後遺障害(後遺症)」は、必ず押さえておきたい重要なポイントとなります。


現在、すでに事故の治療を始めている人や、これから治療を開始する人も、示談の前に読んでおいて絶対に損はないページだと思います。


そもそも、「後遺障害」とは何か?


後遺障害とは、交通事故の症状の治療をしたものの、これ以上は完治する見込みはなく、症状や障害が残ってしまうことを言います。

自分が自覚症状を感じていれば、どんな人でも後遺障害となるわけではなく、後遺障害が認められるには、その症状と交通事故との間に因果関係があること、症状が固定したこと、医学的に証明出来ること、労働能力の損失を伴うものであること、などに該当する場合となっています。

後遺障害は1級から14級までの等級があり、審査によりどの等級に認定されるかによって慰謝料なども大幅に変わってきます。


※因果関係とは?
首や腰などの痛みなど、その症状や障害が"交通事故によって"生じたもの、交通事故が原因で引き起こされたものであるのかどうかです。


症状固定とは?


いくら自分に過失のない100:0の事故であったとしても、事故の治療をずっとずっと続けていくことはできません。

この、人身事故による治療期間のだいたいの目安については、こちらのページ交通事故治療はどれくらいの通院期間(日数)?通院ペースは毎日がいい?打ち切りをされたら!入院、通院の慰謝料の計算方法でお話していますが、治療をある程度継続してから一定の期間をすぎると、その症状は「完治」あるいは「症状固定」のどちらかを選ぶこととなります。(過失割合に関係なく、どんな事故であっても)

「完治」とはそのままの意味通り、症状は改善しましたということですし、「症状固定」とはこれ以上治療を続けたとしても、現在残っている症状の改善は望めない状態のことです。


治療による症状の緩和が見込めないにも関わらず、いつまでも治療を続けていくことは加害者の負担にもなり、その負担の区切りの方法の1つが、この症状固定と言えます。



もうすでに現在進行形でケガの治療などをしている人なら、一度は保険会社や病院側から「事故から○ヶ月経ちましたし、おケガの状態が改善しないようであれば、そろそろ治療を打ち切りして、希望であれば症状固定にされますか?」などと言われたことがあるかもしれませんね。

このように、症状固定として症状が改善されず、痛みや症状などの後遺症が残った場合に、「後遺障害」という等級認定を受ける準備に進みます。

症状固定の判断は医師が行いますが、被害者本人がまだ治療を必要とするのであれば、治療を続けたいということを保険会社へ交渉することも出来ます。


ここで、症状固定と後遺障害との区別がよくわからなくなってくると思いますので、症状固定と後遺障害との区別がわかるように画像にしてみました。




こうして見るとわかりやすいと思いますが、症状固定により治療の終了となり、次に後遺障害の段階に移行していきます。


「後遺症」と「後遺障害」との違いは?


「後遺障害」という言葉と共によく見るのが、「後遺症」という言葉かもしれませんが、後遺症と後遺障害の2つの言葉は、同じようで実は少しだけ違います。

「後遺症」とは、事故の治療後にも残る症状のことをひとまとめにして後遺症と呼び、その後遺症の中でも後遺障害の等級に認定された部分を「後遺障害」として扱われます。


後遺症の申請から審査までの流れについては、こちらのページ後遺障害等級認定の審査の流れと手順!等級が認められやすくするには?診断書?等級非該当なら異議申し立て!へどうぞ。


なぜ、後遺障害の認定を行うべきか?後遺障害等級認定によるメリットとは


そもそも、後遺障害の認定をなぜ行うべきなのでしょうか。

ただでさえ複雑な示談交渉なのに、被害者である私たちが、わざわざ後遺障害の等級認定を受けるメリットとはあるのでしょうか?

後遺症とは、治療をしたにも関わらず治療後にも残る症状や障害のことを言いますが、後遺症が残ったとして、基本的に後遺障害の等級認定を行うメリットはあっても、デメリットはないと思います。


私も以前の事故で、後遺障害の等級認定を行ったことがありますが、後遺症というものは例えその時は我慢出来ないほどの痛みではないとしても、むち打ちやヘルニアなどは天候や気圧、季節などによって痛みの度合いが変化することもあります。


こちらのページ物損事故から人身事故への変更(切り替え)は可能?メリット&デメリット/人身事故証明書入手不能理由書とはでお話しましたが、私も実際に事故から数ヶ月の時よりも、事故からしばらく経った時の梅雨に、強い痛みを感じることとなりましたし、例えばこの先仕事を続けていくにつれて、その事故で負傷した部位の痛みがもっとひどくなることだってあるかもしれません。

私はそれを自分が経験したので尚更思うのですが、後遺症(後遺障害)の怖さや辛さって、後からしかわからない可能性があります。



「今この程度の痛みならなんとか...」と思う人もいるかもしれませんが、私の場合は「後々こんなに痛くなるなら、あの程度の慰謝料では全然割に合わない!もっと頑張って慰謝料増額すればよかった...」と思ったほどでした。

後遺症が何かしら残っていて、「手続きとか面倒そうだし、後遺障害の申請するかどうしようかな」と悩んでいるのであれば、絶対に後遺障害の等級認定はしておいた方がいいと思います。


やはり、後遺障害の等級認定を受けることで一番のメリットといえるのは、後遺障害の等級に応じた慰謝料、そして逸失利益の請求、損害保険金などの保険金や共済金などが受け取れるかもしれないということです。

また、被害者請求の方法によって認定申請し、認定された場合には、等級の認定を受けた時点で、すぐに自賠責限度額で損害賠償が支払われるため、示談の前に賠償額の支払いが受けられるのは、新しく車を買う購入費に充てられたりと、何かと助かるものです。


次のページでは、後遺障害の等級認定の審査の流れや、申請方法、等級表、さらには後遺障害に非該当という結果が出たときに、私たちにできることは何かを解説しています。





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