交通事故の治療終了?!症状固定/後遺症(後遺障害)

後遺障害の申請方法の事前認定と被害者請求のメリット&デメリット!等級認定の基準とは?

交通事故の治療も打ち切りで症状固定となり、後遺障害の等級認定を受ける人に向けたページです。

このページの他に、こちらのページでも後遺障害について詳しく解説しています。↓
交通事故で後遺症が残った!症状固定や後遺症、後遺障害の違いは?後遺障害の認定はするべき?等級認定のメリットとは?
後遺障害等級認定の審査の流れと手順!等級が認められやすくするには?診断書?等級非該当なら異議申し立て!


このページでは後遺障害の事前認定と被害者請求の2つの申請方法、そしてそれぞれのメリットとデメリットの解説、等級の認定基準ついて、詳しくお話しています。

後遺障害の等級認定の審査の申請方法には、(1)事前認定と(2)被害者請求の2種類があります。


後遺障害の申請方法(1)事前認定


事前認定とは、加害者が加入している任意保険会社を通じて、後遺障害認定の審査の手続きを行うものです。

★事前認定の流れ
手順としては、こちらのページ後遺障害等級認定の審査の流れと手順!等級が認められやすくするには?診断書?等級非該当なら異議申し立て!で後遺障害の等級認定の申請の流れとしてお話したものが、事前認定の手順です。

つまり、私たち被害者が後遺障害の診断書作成を医師に依頼し、その診断書を任意保険会社に送付し、その後に任意保険会社が損害保険料率算出機構に提出、認定結果も任意保険会社を通じて通知されます。



★事前認定のメリット
・細かい手続きは任意保険会社に任せてしまえるため、手間がない。

★事前認定のデメリット
・任意保険会社に直接診断書を送付してくれる病院もありますが、被害者本人の後遺障害であるにも関わらず、診断書に書かれた内容が被害者の目に触れることなく後遺障害の審査をされたりするケースがあり、どんな内容の診断書で審査をされたのかくらい知っておかないと、後遺症の症状の事実がしっかりと記入されていないこともある。

・被害者に認定される後遺障害の等級が上がるほど、被害者に支払わなければいけない賠償金は多くなるわけですから、高い等級の認定にあまり協力的ではないこともあるそうです。



後遺障害の申請方法(2)被害者請求


被害者請求は、被害者が加害者の加入する自賠責保険会社に直接、後遺障害の診断書などの書類を作成・送付し、申請する方法です。

★被害者請求の流れ
被害者から申請を受けた自賠責保険会社から、損害保険料率算出機構へ書類が送られて審査され、認定結果は自賠責保険を通じて知らされます。




★被害者請求に必要な書類
・後遺障害診断書
・交通事故証明書
・事故状況説明図
・印鑑証明書
など。

※必要な書類は、事案により異なるので、全てのケースで同じではありません。


★被害者請求のメリット
・事前認定のように示談を待つことなく、等級の認定と同時に保険金を受け取れる。

・痛みや後遺症を認めてもらいやすい資料、認定に有利となりうる書類を自分で審査に提出出来るので、より高い等級の認定がされる可能性がある。

被害者自身が納得のいく内容と書類で、審査をすることが出来る。

・被害者請求を行う場合、交通事故の後遺障害などに詳しい弁護士さんに依頼することで、被害者請求に必要な書類のチェックや、認定のために提出するべき資料のアドバイスだけではなく、被害者請求の代行もしてもらえるので、実質的に被害者の負担はほぼゼロだと言えます。


ちなみに、加入中の自動車保険に弁護士特約がついていれば(ほとんどの人についてます)、弁護士さんに依頼する費用は保険会社が負担してくれるので、費用に関しても心配ありませんね。

実は、弁護士さんに交通事故の手続きや交渉を依頼するメリットは、かなりたくさんあるんですよ。↓
「私の後悔した体験談も」交通事故の示談交渉・慰謝料増額を弁護士に依頼するメリット!デメリットはある?


★被害者請求のデメリット
・被害者が、申請に必要な書類を用意する負担はデメリットに思えるものの、弁護士さんに依頼することでデメリットではなくなり、むしろ被害者請求はメリットになることが多い

自分1人で被害者請求を行おうとすると何かと面倒なことも多いと思いますが、弁護士さんに依頼することで申請を代行してもらえるだけではなく、認定される後遺障害の等級も、納得出来る結果に近づく可能性があると思います。


★被害者請求には時効がある?
被害者請求をするには、3年が時効となっているので、注意が必要です。


後遺障害の認定基準


後遺障害の認定は、交通事故によって身体のどの部位にどんな症状が残っているかによって、この先でお話する1から14級までの「後遺障害等級表」の、どの等級に当てはまるのかが変わってきます。

認定基準としては、この後遺障害の等級ごとの症状に該当していることは基本中の基本となります。



その他に、後遺障害の認定基準となるのは...
(1)その症状と交通事故との間に因果関係があること
(2)症状が固定したこと
(3)医学的に証明出来ること
(4)労働能力の損失を伴うものであること

などがあります。


これらについてはこちらのページ後遺障害等級認定の審査の流れと手順!等級が認められやすくするには?診断書?等級非該当なら異議申し立て!でもお話していますが、どんな後遺症でも後遺障害として認められるわけではなく、あくまでも後遺障害の等級は申請すれば誰でも通るものではなく、審査の結果認められた部位の症状に対して、ということになります。

つまり、審査によっては被害者本人が痛みや障害などの後遺症を感じているにも関わらず、後遺障害として認められないケースもかなりあります。


私が調べたところ、後遺障害の等級認定の申請をしても、全体の3割前後は後遺障害が認められていない(非該当)ようです。

私も、過去の交通事故で後遺障害の申請をして、非該当という結果が出たことがあります。


実際のところ、後遺症として感じている痛みや症状を、ありのままに医師に話したところで、本当に後遺症として出ているにも関わらず、後遺障害として認められないことがあるんです。

今となっていろいろと学んでから思い返すと、後遺障害として立証出来るような検査が不十分であったり、ただ「痛い」「辛い」などと言うだけでは、どの程度支障をきたすものなのかは、診断書に正確に書かれないということ。



交通事故の世界って、知らない人が損をする世界なんです。

後遺症として感じているものに関して、しっかりと後遺障害として認定してもらうには、もちろんこのような認定基準を自分で知っておくことも大切ですが、交通事故の後遺障害の認定や申請を専門としている弁護士さんに相談するのも、のちのち後悔をしないための対策ですよ。

交通事故に強い弁護士の、失敗しない選び方のポイントとは!私がオススメする交通事故被害者専門の弁護士ランキング!






交通事故が起きたら!

 

自動車保険の種類

 

物損事故の損害賠償!

 

人身事故の損害賠償!通院、入院、手術などの治療費、休業保障?

 

交通事故の治療終了?!症状固定/後遺症(後遺障害)

 

交通事故の慰謝料は、何で決まる?

 

死亡事故の場合

 

交通事故の慰謝料に納得出来ない時に、私たちができること

 

私の交通事故体験談より

 

FX取引